芸大行ってきました。
芸大は創立120周年
その企画の一つの催しとして
『日本電子音楽の創世記〜芸大音響研究室の活動〜』と題して
アナログシンセサイザ展示とコンサートを見に行きました。
僕の中でアナログシンセと言えばYMOですね。
坂本教授、細野さん、高橋さんの後で陰のメンバー松武さんがなんやらツマミをまわしたりケーブルを抜き差ししていた大きな壁のような機械がモジュラーといわれるアナログシンセ。あれが生で見れるとあって楽しみにしてました。
会場に入るとそこは電子音の渦。ピーとかポヨヨヨ〜ンとか
ウルトラ警備隊に出てくるような近未来な音と機材。
もはや音楽的ではない...。
貴重なアナログシンセを触って音も出せるとあってみんな好き勝手にいじりまくっていた。この機材を音楽的に扱うには相当センスが問われると思った。
ブックラ100型。1970年の物で、日本に上陸した初めてのシンセ。まだ鍵盤がない...。音効って感じ。
モーグ3-P
1971年製、アナログシンセといえばモーグ。楽器として認識させた。
ローランド・システム700。1976年製、国産のアナログシンセの中で最高峰。確かに一番扱いやすそうだ。
ローランド・システム100M
他にアープ2500があったけど写真撮るのを忘れた!!
当時超高価だったシンセ、たった30年を経て今やアナログからデジタルへ変わり安価で手に入るようになりました。確実にS/Nは良くなりリアリティのあるサンプリング音が出るようになった昨今だけれども、個体楽器としての個性は見失われている気がします...。