マンスリーで開催されているイベント、
大至のソングカフェ『阿久悠を唄う』に今回fermailが参加しました。
ライブプロデューサーの河村シゲルさんが我々fermailに与えられた課題曲は
岩崎宏美の『思秋期』!
超名曲です。
プレッシャーです。
で、今回はfermailらしくいつもの2人っきりで、しっとりボサノヴァ風にアレンジしました。
シンプル最高!
でもね、
この曲2回半音転調するんです。
Em(ホ短調)→Fm(ヘ短調)→F#m(嬰ヘ短調)
ギターにとって転調ってまさに天敵!
楽器の構造上、盛り上がらなければならない転調が逆にもり下がってしまうのです。
だからあまり意味のない転調って大嫌いなんです。結構多いんですよね仕方なく転調に走るアレンジの曲が...。
が、しか〜し!
『思秋期』はそれではない。歌詞がそうさせているんです。場面が変わるんです。
作詞者は違えども『ルビーの指環』の「〜そして2年の月日が流れ去り♪」って部分と一緒、場面が変わるんです。転調がうまく時間の経過を表しているんですよ。
こうした意味のある転調は避けて通れない。がんばって2回の転調がんばりました。
こんな名曲を演奏させてもらって感謝してます。