ウクレレのサイドが曲がりました。
いよいよ形が見えてきましたよ〜
サイド材を手作業で曲げるための専門の道具です。
ベンディングアイロンと言うものです。
中央の金属の部分が熱線で高温になります。
ワークベンチに固定して押さえつけるようにしてゆっくりと少しずつ、少しずつ、曲げていきます。
型枠に合わせてかなり上手に曲がりました。
コツは水をしっかりつけて、アイロンの熱で水分が蒸発していく時に、ある一瞬だけ曲がりやすくなるタイミングを逃さないようにします。
左右の形がほぼ完成しました。
このコアは思ったよりも素直に曲がってくれました。
自分の子供達よりも、素直かも知れませんね〜
木材も人間と同じで、一つ一つに個性があるのでその個性を良くみて作業することなんだと勝手に自分で悟ってみたりして...。
このまま放置すると湿度の影響で、また元に戻ろうとする力が働きます。
しばらくは窮屈な型枠に固定して落ち着かせます。
簡単なクランプの状態でもこの隙間の無い状態です。
床面に対して直角に、ねじれの無い状態が出来ていないとこのようにはなりません。
手曲げにしては大変良く出来てますね〜。解かりますか?