仕事を残していたので打ち上げせずすぐに帰宅。
就寝は4時になってしまった...。
オリオン流星群の夜。
ベランダに出て星を見上げてました。人工的な灯りで幻惑された目はしばらく暗闇の夜空を観ていると、不思議なもので目が慣れてきてフワ〜と星が浮き出てくるのですね。
何より昨日は空が澄んでキレイな星空でした。
しばらくいろんなことを考えながら天高く絶好の場所に昇ったオリオン座を眺めていると、
「あっ!」
『スー』っと微かな、まるでマグネシウムを燃やした炎のような青白い光が流れました。
大気圏に突入した塵が燃え尽きるまでの僅かな時間。
有限と無限、果てなき宇宙と命。
残念ながら僕は有限。
先日新聞で読んだリニアモーターカーの話題。
子供の頃から『憧れ』だったリニアモーターカーが開通する日は2045年。生きているかどうか微妙ということが判明した。
自分の命の果てが見えて少し寂しい気持ちになった。
布団の中で両親が死んじゃったことを考えたくないけど想像しちゃって悲しくて寂しくて泣いた幼き頃の思いと何だか似てます。
でも『果て』があるからこそ好奇心が生まれる。いろんなことをやりたくなる。
宇宙の営みに比べれば実に僅かな人の命。
流れ星のようにほんの少しの光の筋でもそれを観た人が感動しキレイと言ったり願い事をしたり...、
そんな人生を歩めたらどんなに素敵だろう...。
「もう、やりたいことがない」分かる気がします。
自ら死を選び”消えてしまった”加藤和彦さんに捧げるとともにご冥福をお祈りいたします。